初あんかけスパ

JA2YDP2007-08-17


今朝は寝坊してしまい、当初の予定よりも遅れて名古屋に到着し、名駅近辺で遅めの昼食をとることに。
お馴染みの冷やしきしめん味噌カツにも心惹かれるものがあったが、かねてより課題となっていた“あんかけスパゲティ”のことを思い出し、地下街にある「スパゲティハウス チャオ」へ。

実は、私は名古屋で生まれ育ったのに、あんかけスパなるものを食べたことがなかった。近年、名古屋メシが注目される機会が増え、あんかけスパについて聞かれることもあるというのに、実食経験がないというのは実に情けない。あんかけスパについて語れない名古屋人なんて、カナヅチの湘南ボーイと同じぐらい格好がつかない。

妙な使命感に駆られつつ、ランチタイムも一段落して空席も目立ち始めた店内へ。季節メニューである「ナス・カントリー」のランチセットを一番小さい「スナック」サイズで注文すると、大皿に盛られたスパが登場。太麺にトロミのついたソースを絡めながら食べる。夏野菜の素材の味が活かされており、なかなか旨い…が、この触感、どこかで食べたことがあるような…?

食べ終わってから思い出したのだが、それは長崎で食べた皿うどんであった。長崎チャンポンの太麺に中華風のあんを絡めた皿うどんは私の好物だが、改めて分析してみると、炒めた具材にあんを絡める手法や麺の硬さ等、実に共通点が多い。

まさかスパゲティを食べて皿うどんを連想するとは思いもよらなかったが、やはり何事も実際に経験してみるものだ。